【新聞販売店の仕事について】
「新聞販売店での仕事は配達をすればいい」というイメージを持っているかもしれませんが、一般的には早朝の朝刊配達、日中業務(集金・セールス)に続く夕刊の配達、更に夕食後の夜の業務と、不規則な時間の勤務であり、一人で200~300軒ぐらいの読者の配達、集金、セールス、読者管理を行うという事だけでも、決して容易な仕事ではありません。
従って販売所の従業員は長続きせず、経験が長くなるほどだらだら配達するだけで仕事に対する意欲も熱意も失いがちです。
その結果、規律の乱れただらしない印象を一般に与えがちです。逆いに言えば、規律のあるしっかりした販売所とそうでない販売所とでは、職場の雰囲気から売上実績まで、全てにおいて大きな差が表れるのであります。
新聞そのものは、日本の文化、教育水準を高めてきたことは明らかですが、新聞販売所と従業員の社会的な地位は今でも決して高くありません。それは営業方法や接客時の態度、マナーの質の低さからくるものであります。
だからこそ私たちが生き残り、なおかつ他店との差別化をするには、規律あるしっかりした販売所 をつくり、社会的地位を向上させ、働きがいのある職場にし、それを売上実績につなげるよう、努力前進したいと考えています。